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痛い

「痛い」と「寒い」は心身に大きなストレスを与えるらしい。
毎日、痛い痛いと言って暮らしていると、それが体に与える影響って大きい気がする。
腱鞘炎の初期の頃、朝目が覚め始めたとき「あ、手が痛くない」っと思っても、
完全に覚めると「やっぱ痛い…」という日々を経験した。
日本人は「痛み」に対してストイックである。
そりゃー古くは切腹とかって文化を持ってたくらいだから。
「痛い」と訴えることが恥ずかしいだの、ガマンが足らないだの
言ってのける文化がないとは言わせない。
だって病院でも、「痛いんです」って訴えてスルーされる場面がどれだけあったか。
日本の癌治療も、痛みの対策は二の次らしい。
「痛いくらいガマンしなさい」なのか。
最近は変わりつつあるようだが。歯医者も麻酔して虫歯治療するしな。
20年近く前行った歯医者で、毎回背中がびっしょりするくらい痛みの突き抜ける治療を
10回ぐらいされたことがあった。
神経に触る痛みって感じだった。今なら絶対歯医者替えてる。
思うに、この「痛い」と戦う間に使われるエネルギーは相当である。
10回ならまだしも1ヶ月、3ヶ月、半年…
毎日毎日痛いという自己の感覚を宥めるために、自分を騙し続けるエネルギーをご存知だろうか?
痛いという感じ方は固体の感受性によって程度も様々らしい。
私はかなり敏感で大袈裟な方だそうです。
でも、感じるのもその人。そのストレスに蝕まれるのも、痛んでるその固体なのだから
体に障るのは一緒じゃないか。

確かに、痛いという感覚は、脳が誤認して感じることもあるので
当てにならない主観でもある。
幸いにも、私はもう約8年、痛みから生じるストレスを主治医によって随分軽減してもらった。
この間発刊された単行本とかって目に見える形以上に、この恩恵は大きい。
もちろん、痛みはずっとあったんだよ。でも総じて思い返してみると
ある一定ライン以上にストレスが発展することはなかった。

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