« 痛い | トップページ | ステロイドの話のつづき »

ケナコルトとステロイドの話

※ここで言うステロイドは腱鞘内注射の話です。花粉症の予防などにケナコルト筋肉注射などが使われるようですが、これらは作用する範囲や副作用の出方が異なってきます。ごっちゃにして混同なさらないようお願い致します。
1ヶ月前にケナコルト(トリアムシノロン系ステロイド)を打った痕が痛い。
今はお風呂上りなのだ。
お風呂に入ると赤くなってヒリヒリして上がってからも服に擦れると痛い。
ケナコルトは持続型ステロイドの中でも半減期が特に長いのか
たぶん色の変わってるところがまだ薬が残ってるのだと思う。
ぐぐってみると、薬を入れた所を中心に皮膚が萎縮するとか
陥没したとか、写真入りで紹介してるブログがあった。
写真はよくわからなかったが。
このように色々副作用が出るケナコルトだが長い間留まって少しづつ効き続ける。
勿論、副作用はすべての薬に出る可能性があり、ケナコルトが特に危険ってわけではない。
単に自分の体感的に、他の持続型ステロイドとも、もちろん水溶性ステロイドとも
効き方が違う、強いな、という印象を持つ。
具体的に言うと打った後の腫れと痛みが相当強く、
毎度腱鞘炎そのものの痛みに上乗せされるように痛む。
元が悪いと打った後の痛みも比例して強い。
ただしこの痛みは副作用というのとは少し違う。
薬による痛みが退いているのか、腱鞘炎が軽快してってるのかはっきりしないまま
少しづつ痛みが退いていき、3週間後ふと圧痛くらいしかないことに気づいた。確かによく効く。
そして皮膚のヒリヒリ感は1ヶ月たってもとれない。陥没などはしていないが。
どうなんだろう?ここ3年くらい業界で俄かに流行り出した(?)感のあるケナコルトなんだけど。
副作用に関してはあまり気にしてない。今回色素沈着と皮膚がザラザラになったりしたが
肌が黒くなろうが白くなろうが、ヒリヒリしようが外側上顆の痛みに比べりゃね。
ただ最初のあの痛みを考えると他の薬でもいいかなって気もする。
ああでも外側上顆炎にはこれまで、ケナコルト以外の持続型を打ったことなかったっけ…。
他の薬が効くかどうか、今のところわからないや。

ここで、水溶性と懸濁性の違いについて。
水溶性ステロイドは体内での吸収がよいので腫れたり痛んだりしない。
その代わり吸収されてすぐに排泄されてしまう。
懸濁性ステロイドは、懸濁というだけあって成分が結晶状態のまま混入しており
注射液は白く濁っている。体に吸収され難く長く留まって仕事をするが
体内に結晶を取り入れるので炎症という反応を伴ってしまう。
(炎症とはそもそも、異物を排除しようとする健全な生体反応なのです)
個人的な経験ではケナコルトは懸濁性の中でも特にこの腫れが強いように思う。
まあ私の場合、今は自分で承知して打ってる(打ってもらってる)からいいのだが。
何も知らず初めて経験した注射でこんな痛みを経験したら、
次から怖くてもう病院行くのやめようって思ってしまうかもしれない。
私も初めてケナコルトを打った時は医師から何も説明されていなかったので
注射後のあまりの痛みの増悪に、非常に絶望的な気分になり
いつもの薬にしとけばよかったと後悔したものだ。
ケナコルトに限ったことではないかもしれないが、事前に医師は
「1週間ぐらいは後悔するかもしれないけどその後打って良かったって思うから」
って説明してあげて欲しいもんだ。
痛みが出るのは「人によって」だと先生もおっしゃっていたが、たとえ100分の1の確率でも
「ああ100人のうちの1人だったんだわ」って思えれば痛みの説明もつく。
あでもね。ケナコルトを悪者にしてるんじゃないんだよ。よく効く薬だしマイナス面が出ない人もいるだろうから。打ってみないと解らないんだって。
注射用ステロイドの使用感について…は長くなるので次回(ステロイドの話の続き)に。

↓よろしかったらポチっとお願いします^^

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 病気ブログ 手足・腕・膝の病気へ
にほんブログ村

|

« 痛い | トップページ | ステロイドの話のつづき »

ステロイド」カテゴリの記事

コメント

>りゅうさま

すいません、ずいぶん前のことなので全然覚えていません(涙)。でも、ステロイド、副作用、筋萎縮、陥没などを組み合わせて検索してみたら、私が見たサイトとは違ってもいろいろ出てくると思いますよ。

投稿: kaori | 2009年4月 1日 (水) 00時46分

私は腱鞘炎ではないんですが、そのステロイドをして陥没したり黒ずんだりした方のブログをぜひ見たいのですが、教えていただけませんか?

投稿: りゅう | 2009年3月31日 (火) 20時14分

>痛みや腫れはなぜかすべて手のひら側でした

これは…ちょっと私と違います。私が注射で腫れたのはあくまでも薬が留まってる患部でした。何が起きているのかちょっと解りません。関節内注射だから手関節全体に廻るとか???……
とりあえず本来の目的の方は果たせた感じではあるようですね。ご不安だったでしょうが、今だいぶ軽快しているなら良かったです。
注射後に腫れるのは副作用でさえなく、ステロイドの結晶が悪さしてるだけだから困ったものです。
リンデロン懸濁注ありましたね。水溶性と結晶性両方あるみたいです。でも結晶性でもケナコルトより出て行く時間は早いように、グラフでは見ましたが。水溶性だとあんまり効かなかったかもしれませんよ?

投稿: kaori | 2008年12月 1日 (月) 11時25分

再度の書き込みで失礼します。

リンデロン懸濁液については、私も医師から聞いた名前がはじめてでしたがネット検索してみると関節注射としてはよく使われるもののようです。

「リンデロン懸濁注」で みかけました。

それについて書き忘れたのですが、連続投稿誠に申し訳ありません。

投稿: こま | 2008年11月30日 (日) 17時46分

お忙しい中、ご返信ありがとうございます。

こんなに、詳細に丁寧に返信して頂けると思わなかったので本当に感激しました。
正直、こちらを探し当てた時もこちらのステロイド注射の種類や経験談のご内容が地獄に仏だっただけに 二重に感激でした!
(注射後に、した病院でも「そんな副作用はない」と言われ別の病院でも同じ返答で怖くてたまらなかったのです・・・)

左手は、関節内注射してから明日で二週間になりますが実はまだちょこっと小さく腫れた箇所としびれと痛みが残っています。
私もリンデロンという名前自体、注射後に聞かされて初めて知ったのですが本当に水溶液があるならまだそちらの方が良かったとつくづく思います。

ひどい痛みは、4日ぐらいで治まったもののその後一週間は火傷みたいな痛みで(注射は手の甲側の踵みたいな骨の上でしたが痛みや腫れはなぜかすべて手のひら側でした。)ものすごい絶望感に苛まれましたので・・・。

ラッキーなのか、元の箇所は今のところ痛まなくなっていますがまだ腫れがあるところを見るとステロイドが働いてる可能性もあるので、様子を見ていくつもりです。
まだ、何かあればという不安からもですが。

まだ、主治医がなく転々としていた最中だけに今回の件では安易に説明ないまま注射してしまった自分を本当に後悔してますが こちらの情報を参考にさせて頂いて 両手ともにがんばって治療していくつもりなので また腱鞘炎ノートなども参考にさせていただきますね。(腱鞘炎の装具も実は検討してたので こちらの内容はとても参考になりました。)


投稿: こま | 2008年11月30日 (日) 17時33分

リンデロンのけん濁ですか?そんなものもあるのですか?
(リンデロンは水溶性しか知りませんでしたので)
結晶系だと後日の痛みがあっても納得です。結晶そのものが体にとって異物なので炎症してしまいます。その炎症がひくとともに元々の症状も引いたらよかったよかったです。でも
時間が経っても元々の痛みに変わりがなければ、今後もうその薬は打たない方がいいです。また今回それだけ痛かった薬はもうあまり使わない方がいいかもしれないので、薬剤名を正しく知っておいてどこかで使われそうになったら先生に言われた方がいいです。
なお、本当に私の場合と同じケースかどうか、引き続き様子を見てくださいね。

投稿: kaori | 2008年11月28日 (金) 17時57分

はじめまして、こんにちは。

現在、右手腱鞘炎と左手首関節炎にて通院しています。
先週、この手首関節炎にリンデロンけん濁液を痛み止めときかされて関節内注射され その後4日ほどの激しい疼痛に悩まされ 現在も手のひりひり感と痛みに悩まされているのですが病院ではそんな症状はステロイド注射ではでないと聞かれて絶望的な気分でネットさまよっていてここにたどりつきました。

ケナコルトでの症状が、あまりに似ていて驚いたのですが、やはりステロイド注射で副作用で痛みもでるのですね。

腱鞘炎と関節炎では注射場所等も違うと思いますが少し安心致しました。
この痛み一生続くのかと絶望的な気分になっていたんです(^_^;)
(神経の損傷や化膿など心配で別の病院にあわてていきましたが、原因不明で・・・)

腱鞘炎についてもまだ治療中なので、これからもこちらのブログ参考にさせて頂きますね。

お仕事大変ですがお大事になさってくださいませ。


投稿: こま | 2008年11月25日 (火) 12時37分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ケナコルトとステロイドの話:

« 痛い | トップページ | ステロイドの話のつづき »