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2010年6月

評判いいです。

Cmband

自家製CMバンドとしてここで紹介したこともあるこの貧乏装具。
実はデケルバンにも効果あり。
私が漫画を教えてるデケルバンの学生もこれを作ってみたら、市販の装具よりいい感じと気に入っているようです。
市販の装具を止めてこれをつけて漫画を描いてます。
以前、このブログを読んで作った人も、とても気に入ってるとメールをくれました。

Sirikon01
シリコンゴムで巻いてるだけのこのタイプを、別のデケルバンの学生にその場で巻いてあげたら
「あ、気持ちいい」
と言っていました。その時は手首一周だけだったけど。
わかりますか?ただ巻くだけで、「気持ちいい」って言うんです。
冷やす時や暖める時もそうですが、「気持ちいい」と思うのは、その時その場に必要なことが「そのことである」ことを物語っているのです。
デケルバンは支えてやるだけでかなり患部を休めることになるんですねえ。

私は漫画を描く時、絶対これをつけないと、CM関節が痛くなります。
昔大学病院で作ったCMバンド↓
Cmband02

は非常に不自由で、これで漫画を描いて肘とか他のところがかなり悪くなって、そっちにステロイド打つ羽目になりました。
この同じ物を去年の学生にも使ってる子がいて、やっぱり肘の内側が痛くなっていました。
彼女はその後、私の主治医の許でデケルバンのオペを受けましたが、先生の診断ではCMはレントゲンを撮る必要もなかったそうです。
最初に行った病院で作ったこの(彼女にとって)見当違いな装具はごく初期段階で私がやめさせていましたが
知らずに描いていればもっと肘の被害が大きくなっていたと思うと、危ない危ない…。
この人はデケルバンのオペ後、快調にやっていてゴキゲンな様子です。よかったよかったw

この装具、付けてみるだけではそんな違和感ないんだけど、親指の第2関節が曲げられないのでペンをしっかり握れず、漫画を描くには向かない装具なようです。
他の使い方の人には効果的かもしれないので悪く言うつもりはありませんが
漫画描きには不向きなのでした。
私の自家製装具、保険適用でシリコンゴムサポーターとか買える様になったら多くのデケルバンの患者に朗報だと思うよ。
でも生涯そういう時は訪れないだろう。
この装具はもともとテーピングをヒントに考えたものなのだけど、整形外科というところは
テーピングを医療行為と認めていないのです。
保険が適用されるのは、多数派の医師が学会でコンセンサスをとって、さらにそれが厚生労働省に認められたものに限る。
厚生労働省が認めるのは何かと言うと、そのメーカーに天下りが行けるようになったところ…なのかな?
このシリコンゴムサポーターのメーカーは三信ゴム↓
http://www.sunsin-gomu.com/products/index.html(『固定力』という商品名へ)
というのだけど、三信ゴムが厚労省の天下りを多く受け入れるようになったら、整形でこれを処方されるかもしれない(笑)
ちなみに夏にこれをピッタリ巻くと汗でかぶれるかも。ずっと使ってるとゴミがついて吸着力弱るんだけど、新しい時はキツいから。
シリコンゴムじゃなくても、こういう形の既製品、誰か作ってくれないのかなあ。
ほんと、現状整形で処方されるどの装具より、デケルバンとCM関節症には役に立つよ。

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ミイラになったミイラ盗りの証言

 久しぶり(3ヶ月ぶり)に定期健診へ行って、外側上顆炎になった主治医から色々話を聞いてきました。
 私も古くから持っていて、これまでにも何度も先生に報告したり、注射打ってもらったりしている持病で、非常に治り難く、再発しやすく、厄介な疾患です。先生もけっこう行くところまで行ったようで、結局行くところまで行かないと完全に休められない、というか一度行ってみないとどこまで行くのかもわからない。でも、ドッカンドッカン何にもしてなくても痛いとこまで行くと、もう指1本動かせない状況になります。

 先生の外側上顆炎は2月頃に発症。4ヶ月たった最近、やっと普段忘れていられるところまで到達したそうです。初発の場合は、あと3ヶ月もすれば思い出すこともなくなるかもしれません。
 私は4年前に指一本動かせない状態になり、4ヶ月くらいでなんとか普通に暮らせるまでになり、その後もどんどん軽快し、完全に忘れられていた頃もありました。ところが、2年前車を買ってからハンドリングで一度再発し、その時は注射でだいぶ軽快したのですがその3ヶ月後、車庫入れで一瞬の動作が引き金となって3度目の再発。2年経った現在も、忘れられるところまでには戻りません。日常的に痛いほどではないのだけど、常に引っ張られるような「違和感」や、何気ない動作にニブい痛みの様な、むず痒さの様な感じが取れず、2年経った今でもグーで寝ています。朝起きた時の引っ張られ感が特に強く、ストレッチするとマシになります。

■証言1…とことん使わないようにした
左手でできることは左手で。仕事(手術)だけはしょうがなかった。でもだいぶ部下に任せるようになった。

■証言2…最悪の場合手術も考えた
今年の学会で手術の報告があった。
手術は筋肉の表面を覆ってる筋膜を切るもので、大きく開けて広範囲に切る方法と、内視鏡を入れて切る方法がある。
それなりに効果が報告されている。
6ヶ月保存療法で凌いで良くならないようなら手術適用を視野に入れる、と学会では発表されていた。

■証言3…組織が変わってしまった気がする
赤く柔らかい筋肉が、白っぽくしなやかさを失った硬い組織になった感じがする。
これはもう戻らないのではないか、だから残った周りを鍛えて補う必要がある。
何度も筋肉を肉眼で見てきた彼の言葉はけっこう説得力があった。

■証言4…鍛えながら治す
とことん使わないように、に矛盾するようだがそうではない。
「これは僕のやり方で他の人には薦めないけど」とした上で。
実はここは一番、参考になるようでならないようで…。
というのは、これは大いに「正解」だと私も思うのです。最高の治し方は、必要な安静を取り、でも必要以上の安静をとらないことなのです。患部が耐えられるギリギリのところで使っていくことで筋肉を維持するのが最高の治し方なのです。
主治医は安静にする傍ら、具合を見ながら微妙な筋トレは続けていたそうです。こうすると筋肉の衰えを防ぐことができます。筋肉が衰えると、次はもっと軽い負荷で外側上顆炎を発症してしまうのです。最悪、日常的なちょっとした(例えば私の車庫入れの時みたいな)ことで治りかけた外側上顆炎を再発させてしまうのです。
ただ、どこまでが必要な安静か、という線引きが素人には大変難しい。どれくらいの時期にどれくらいの負荷をかけて筋トレを始めたらいいのか。私は違和感がある間ずーっと安静にしていたらとことん筋肉が衰え、ついにはパーすると力が入らないところまで行ってしまいました。思い切ってパーから筋トレを始めた時は別に患部が悪化することもなく、こんなことならもっと早くに微妙な筋トレ始めといたら良かったと。
でも、焦って筋トレして悪化したこともあります。そもそも筋トレと言うとダンベルを使うとか素人は考えがちですが、何も持たなくても力を入れる(自重運動という)ことはできるので、その辺りから始めてみるといいかなと思います。

次回行った時にはまたその後の様子や新たな感想を聞き、更なる意見交換をしてこようと思います。
今回聞くの忘れた、発症の予兆やプロセスにについても聞いてみたいです。
先生の経験は宝の山です。不謹慎でごめんなさいっ!

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