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いちばん大事なもの

私が主治医のDr.Nに最初にデケルバンを手術していただいてから、10年ちょっとになる。
この間、沢山の情報と、癒しと、救いを受け取ってきたが、そんな中で一番大事なものはこれではないだろうか。

「お医者様を信頼するという心」

PD(パーキンソン病)の身内がかかっていた主治医が今年定年退職されて主治医が替わった。
それから薬の処方がコロコロ変わって体調はどんどん悪化。今入院している。
たまたま、病気が進行した時期と、先生が変わった時期が一致したと言われている。

病気と闘うためには、お医者様の協力がなくてはならない。
だから、お医者様を信頼するということを絶対諦めてはならない。
これは時としてとても忍耐がいる。

疑問を持たずに何もかも言いなりになって、どんな結果もおとなしく受け止める
満足できないからと言ってケンカして袂を別ってしまう

その、どちらでもなく。

だからと言って時間をかければ勝手に信頼関係が出来るというものでもない。

上手く行かないと投げ出したくなる。こんなもんだろうと諦めたくなる。
そうじゃないことを知らなければそうしていただろう。こんなもんだと。
そうじゃないことを知っていたから、2年前すったもんだの末身内を転院させ、その定年退職された先生に縋った。
転院はとても上手く行った。
その先生はとてもよく患者の状態、心の声、体の声、口から出る声に耳を傾けてくださった。
Dr.Nはこれを「他人のものさしを自分に入れる」と表現する。
だから私は諦められない。
またそんな先生にかからなければ、闘病は成立しない。
患者が、お医者様と心を通わせることが本当に出来るということを
私は知っているから。

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