治療ネタ

評判いいです。

Cmband

自家製CMバンドとしてここで紹介したこともあるこの貧乏装具。
実はデケルバンにも効果あり。
私が漫画を教えてるデケルバンの学生もこれを作ってみたら、市販の装具よりいい感じと気に入っているようです。
市販の装具を止めてこれをつけて漫画を描いてます。
以前、このブログを読んで作った人も、とても気に入ってるとメールをくれました。

Sirikon01
シリコンゴムで巻いてるだけのこのタイプを、別のデケルバンの学生にその場で巻いてあげたら
「あ、気持ちいい」
と言っていました。その時は手首一周だけだったけど。
わかりますか?ただ巻くだけで、「気持ちいい」って言うんです。
冷やす時や暖める時もそうですが、「気持ちいい」と思うのは、その時その場に必要なことが「そのことである」ことを物語っているのです。
デケルバンは支えてやるだけでかなり患部を休めることになるんですねえ。

私は漫画を描く時、絶対これをつけないと、CM関節が痛くなります。
昔大学病院で作ったCMバンド↓
Cmband02

は非常に不自由で、これで漫画を描いて肘とか他のところがかなり悪くなって、そっちにステロイド打つ羽目になりました。
この同じ物を去年の学生にも使ってる子がいて、やっぱり肘の内側が痛くなっていました。
彼女はその後、私の主治医の許でデケルバンのオペを受けましたが、先生の診断ではCMはレントゲンを撮る必要もなかったそうです。
最初に行った病院で作ったこの(彼女にとって)見当違いな装具はごく初期段階で私がやめさせていましたが
知らずに描いていればもっと肘の被害が大きくなっていたと思うと、危ない危ない…。
この人はデケルバンのオペ後、快調にやっていてゴキゲンな様子です。よかったよかったw

この装具、付けてみるだけではそんな違和感ないんだけど、親指の第2関節が曲げられないのでペンをしっかり握れず、漫画を描くには向かない装具なようです。
他の使い方の人には効果的かもしれないので悪く言うつもりはありませんが
漫画描きには不向きなのでした。
私の自家製装具、保険適用でシリコンゴムサポーターとか買える様になったら多くのデケルバンの患者に朗報だと思うよ。
でも生涯そういう時は訪れないだろう。
この装具はもともとテーピングをヒントに考えたものなのだけど、整形外科というところは
テーピングを医療行為と認めていないのです。
保険が適用されるのは、多数派の医師が学会でコンセンサスをとって、さらにそれが厚生労働省に認められたものに限る。
厚生労働省が認めるのは何かと言うと、そのメーカーに天下りが行けるようになったところ…なのかな?
このシリコンゴムサポーターのメーカーは三信ゴム↓
http://www.sunsin-gomu.com/products/index.html(『固定力』という商品名へ)
というのだけど、三信ゴムが厚労省の天下りを多く受け入れるようになったら、整形でこれを処方されるかもしれない(笑)
ちなみに夏にこれをピッタリ巻くと汗でかぶれるかも。ずっと使ってるとゴミがついて吸着力弱るんだけど、新しい時はキツいから。
シリコンゴムじゃなくても、こういう形の既製品、誰か作ってくれないのかなあ。
ほんと、現状整形で処方されるどの装具より、デケルバンとCM関節症には役に立つよ。

あ、作り方はコチラ

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デケルバンの術後

やはり、デケルバン手術後の神経の違和感は
通常は1ヶ月もすれば気にならなくなるようです。

ある人が私と同じ先生によりデケルバン手術を受けました。
術後2週間くらいは、周囲がなんとなく突っ張る感じがすると言っていたが
その2週間後は「もう平気」と言っていた。
彼女は8割の人で、私は2割に属する人でした。
それ以外は私と同じで、術後人生ハッピーハッピーになってます。

ただ。。。この人も外側上顆炎を引き起こす手前になっています。
右手伸筋の使い過ぎを招いているのです。
デケルバン(たぶん親指のバネ指も)と外側上顆炎はセットです。(経験談)
デケルバンを長く放置することで、親指の代行を果たしていた中指に繋がる筋肉がとても疲れるのです。
彼女もあと半年オペが遅れていたら外側上顆炎まで発展していたかもしれません。
ここはオペという解決手段もなく、非常に治りにくく、なんども再発します。
間に合ってよかったと思います。

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デケルバン氏病の手術

腱鞘炎の一種、デケルバンの手術に関しては、【本館】で詳しく自分の体験を語っていますが
詳しすぎて読むのが面倒、或いは内容が個人的すぎると思う方のために
まとめと一般論を少しばかり。

■デケルバンは治りにくいように思います。原因にもよりますが使いながら治っていくことはないような気がします。親指を使わずに日常過ごすことは事実上不可能なので、仕事が原因でなった、その作業をやめられない、と言う場合は、仕事も日常生活も大変不便です。ある程度悪化すると症状が辛くなるたびにステロイドを打って騙し騙しか、思い切って手術するしか…。因みに私は左手もデケルバンですが、利き手じゃないのであまり悪化せず凌いでます。でもちょっと使うと再発するので「なんだ、治んないもんだなー」と思うわけです。

■デケルバンの手術は外来で20分くらいです。抜糸までの1週間は水に濡らせないとかでちょっと不便。動かすと糸が突っ張ります。ですが!手術の効果は2日目くらいから実感します。いままで出来なかったことが普通にでき、創の炎症があるので痛いんだけど、腱鞘炎の痛みがない!私は3日目くらいから筆記用具を持って絵を描いてました。落書きですが。手術創の炎症が痛くて、糸の引っ張りも痛いのに、鉛筆持っても痛くない~ということを実感したいがために(笑)

■デケルバン手術で広く知られている後遺症に、感覚神経のトラブルがあります。症状は術後の痺れや疼痛です。これは橈骨神経という感覚神経が、問題になってる腱鞘部の真上に広がってることで起こるトラブルです。医師はこれを傷つけないように表皮を切開しますが、神経の通ってる場所や広がり方は個人によって様々で外からそれは見えないので、たとえ真下にあっても傷つかないように彼らは細心の注意をはらってメスを入れます。腱鞘切開中も神経を鉗子で除け絶対メスで触れないようにしています(いるはずです・笑)。外来でできる簡単な手術と言いながらも経験豊富なお医者さんじゃないととても危ない、手術は手の外科の専門医にと強く主張するのはこのためです。
ただ、そうやっていても鉗子などの圧迫や刺激で症状が出ることもあります。私はけっこう長く痛みました。8割くらいの人が何も起きないそうです。術後ちょっと痺れる人もいます。ただ私のように1年近く痛みを伴う人は珍しいようです。執刀医(おなじみの主治医です)は当時「絶対触ってない…と思う」と言っていたのでそういうことにしています(笑)。なんとなく、この人を疑ったことは今まで一度もないのです。病気と付き合う上で何か信じられる指針が自分に必要だった、そういうことだと思います。

■私には、神経の痛みは腱鞘炎の痛みよりずっと楽でした。結果的に手術により欲しいものを手に入れたのです。欲しいものとは 『右手デケルバン氏病の完治』 です。そしていつの間にか神経はすっかり痛まなくなっていました。デケルバンで苦しんだ年月(4年)より早くに。

■手術のリスクには、これよりもっともっと発症頻度は低いけど、起こると深刻なRSD(CRPS)というものがあります。これはデケルバンの手術というわけじゃなくて、注射とかも含め体に傷をつける時に発症する可能性があります。いずれにしろ、これも橈骨神経のトラブルも、手術前に説明する医師は少ないと思います。何もかもぶちまけて患者の不安を煽り、患者に選択を委ねることがいいのかどうか、医師個人の考え方も様々なのかもしれません。社会的な流れとしては今後、この問題に限らす患者に選択の責任を委ねる方向になっていくとは思いますが。
私個人としては、選択の責任は患者にもあると思っています。自分の体ですから。

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手が痛い…と

人が感じ始め、気にする、不快感に悩む、ネットで調べる、病院に行って見る…
など、自分の手に異常を感じて何某かの行動を始める時期が大体判って来た。

多くの人が検索などで腱鞘炎ノートにたどり着いて
「これでいうと私の症状はレベル2から3の間」と言うのである。
症状のページの自己診断リストの話である。(もちろん大変な状態になってから来られる場合もある)
使ってる時に痛いのがレベル2で、使い終わってからも痛いのがレベル3。
2と3の間ということは、使った後もしばらく痛いがだるさや重さの長引く症状がない…くらいか?
ようわからんが
2の時点というのは痛みはあるがまだ本格的な炎症が始まってはいない
体液が集まってきて、血行が悪くなって、疲労物質などの代謝が悪くなってる。
浮腫みや腫れは出てくる。凝りとかそういうこともある。
どこが痛いと問われると「ここ」と言えず「この辺」としか答えられない
ポイントで一瞬痛いことがあっても圧痛がないので、どこが痛いのか確認できない。
3は「この辺の痛み」がずーっと続く場合なんだけど、広範囲な症状の中に何かしたら痛いという
ピンポイントな場所があればそこはもう炎症になってる
その場所に圧痛がある
でもこの境は曖昧で、自分で間と言ってる人の中にはもう立派に炎症に至ってる場合もあると思う。

この時点では整形外科でできることは湿布くれるくらいだ。
だからみんな結構がっかりして帰って来るんだけど、まぁこれはいたしかたない。
湿布の次はステロイドだから、中々そこまでは行ってないし。
ただこの湿布が良し悪し。貼るとヒンヤリ気持ちいいし、少し痛みも引くから効くぞ~と思って過信する。
多くの人は貼ってたら治ると思って
そのまま同じ作業を続けてしまってどんどん進行させてしまう。
敢えて言うけど、ここへ来た人でレベル2とか3って人は、体の違和感や痛みが
大事な警鐘を発してるってことなのね。
腱鞘炎に限ったことではなく、病気になるってことは
それまでの生活の何かを変えなければならないという事なの。
働く時間を減らす、持ち方を変える、使い方を変える、生き方を変える、考え方を変える…。
変えるのは自分でお医者さんじゃないから、この時期のお医者さんは具体的には何もできない。
せめて考え方を変える必要があると教えてくれれば。
でも多くの患者は「休めないんだよっ!」って言うんだろうなぁ。
この時期はほとんどのお医者さんが「まだ大した事ないよ」って言うのよ。
「長く仕事したかったら今のうちに用心しときや、エライ目に遭うで」って
言ってあげられるのは私だけかしら?
今日貴方は、どうやってここに来ましたか?なぜここを読んでいますか?
検索窓に文字を入れた貴方は今日から何かを変えましょーね

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ステロイドの前に

突然ですがNSAIDs(非ステロイド性抗炎症剤)って知ってます?
いわゆるバッファリンとかロキソニン、カロナール、ボルタレンetc・・・解熱鎮痛剤として
発熱時から手術後、偏頭痛、親知らずを抜いた後…
と診療科に関係なくとにかくよくお目にかかる飲み薬の話なんですが。
自分的には痛み止めっていうイメージがあるのですが
以前から腱鞘炎とこの薬の関係が気になっています。というのはネット上でたまに
腱鞘炎で整形外科へ行って飲み薬をもらって来た人の記事を見かけるからです。
主治医の診察を受けるようになってから1度もこれを処方してもらったことがありません。
自分で勝手に、あんまり疼いて鬱陶しい時に家にあるロキソニン飲んだことはある。
頭痛と一緒で、痛みが軽減し薬が切れても元には戻らなかった。

それとは全く別に、痛み止め以外に「炎症を抑える効果があるから」ということで
抗炎症剤としてロキソニンを処方されたことがありました。
1日3回のロキソニンの用い方について、いつか聞かなきゃと思い、
先日やっとロキソニンの抗炎症効果について主治医に質問しました。
「急性の時は僕も処方することがある」と仰いました。
昨日やっちゃって腫れて痛くて痛くてえ、みたいな時は数日服用することで
治るまでの時間を進めることが出来る…場合がある、と。

腱鞘炎で整形外科へ行ってしてもらえる事は
湿布とステロイド注射と手術と装具の処方…とどこかに書いた気がしますが、もひとつ追加します。
効果のほど実体験はありませんが、でも自然に炎症が引くのを待つというのは
想像以上に大変なことです。手はどうしても安静にできないし、また使わずに生活できません。
薬の力を借りても急性期の症状をある程度叩くというのは合理的な気がします。
原因やタイミングなど色々な条件があるので一概には言えませんが。

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訂正

2ちゃんねるの腱鞘炎板(パート6とかまであって、実は悩んでる人多い)読んでたら
「今までスッゲー痛かった手の注射、手の外科の先生にしてもらったら全然痛くなかった」
というような書き込みを見まして、
ふと自分、だいぶ前の記事「母指ばね指とその手術」にて、
“ばね指の注射は手首より痛いです”と書いたことを思い出しました。

主治医のDr.Nの打つ注射はあまり痛かったことがありません。
手首とか肘とか、肘は「痛いらしいよ」と脅されましたが全然大したことなかった。
でもよく考えると、Dr.Nにばね指の注射してもらったことが無いのですね…。
以前打ってもらってたのは手の先生じゃない人でした。痛かったです。
ゴリゴリって腱鞘を針が突き抜けていく感じ。
微妙な構造を知った人が探りながら入れていったらかなり違う気もするが、想像では。
上の2ちゃんのログも打った場所は書いてなくて、なので“ばね指の注射は手首より痛いです”
は、場所由来なのか人由来なのか不明です。そう、不明なのです…(←役立たず)

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治療について【Fainal Edition】

元々は下の記事にいただいたemiさんのコメントに対するレスなんですが、他の方にも参考になりそうなので少し広げて纏めてみました。個有の症状や場所がわからないので具体的なことは言えませんが。たぶんこれがこのブログ内で治療をまとめたものの中で一番よく総括されていると思います。

>レーザーのような暖かいヒカリを合計8分当てるだけ
・レーザーは私も10年前通ったことがあります。図書館でたまたま読んだ本にそれが効いたという話が載ってたのでどうしても受けたくて、当時はまだ普及してなかったのでメーカーに問い合わせ、納品先のなかで1番通えそうな整形外科を紹介してもらいました。感想は、その時は少し楽になるけど…というその他の物理療法と横並びでした。初期の頃はこんな風に、有効な手立ても拠り所もなく手探りであがいていたんです。
・リハビリ部門と併設している整形外科の開業医の場合、経営的側面から?あるいはその先生ご自身の考え方から?リハビリを優先する可能性があります。

>どの治療が一番良いのか分かりません。何をしても手ごたえがありません
>テーピングも、した方が良いのか、しない方が良いのか解らなくなりました
>千年灸とか、ピップエレキバンとかしたほうが良いのでしょうか

治療について
「誰が言ってる事が1番正しい、ということは無い。」
「どの分野の治療が腱鞘炎に最も有効という結論も無い」
というのが私が至った結論です。その人の病態の段階に応じて有効な手立ては変わって来るからです。
【痛み】というのは、実は色々な段階と意味があります。自分にはひとことで「痛い」という感覚でしか現れないので解かり難いですが、その原因によって有効な対処の仕方が変わって来ます。例えば…

(1)炎症が増幅して行ってる時、ピークに達しているときの強い痛み
(2)筋肉が収縮していて、腱に負担がかかっている痛み
(3)冷えや使い過ぎで筋肉が凝り、血行が阻害されて起こる痛み
(4)炎症が長く続くことで脳が痛みを覚えて錯覚している場合
(5)ピークは過ぎて、1通り炎症反応が終息するまでの間の痛み
(6)長く炎症が続くことで組織が変性したりしこりになってそれが痛みを誘発する場合

等等。その時々に適した治療があって
(2)(3)の時はレーザーや温熱治療、鍼やせんねん灸など温めることが有効で、こんな時のステロイドは無意味。
逆に(1)の時はステロイドぐらいしか歯が立たない。こんな時に湿布や電気をあてても無意味。
(5)や(6)の時は気分的に最も悲観してる時期で(まだ治らない…って)、腱鞘炎の場合これが結構長い時間を要するのですが、このときはステロイドもあまり意味がなく、
鍼や湿布で宥めながらという感じになります。
(4)は痛みの勘違いをブロック出来るトリガーポイントに鍼を打つといいそうです。(NHKの『ためしてガッテン』でやってました)自分ではそういう経験はありませんが。
まあ(4)~(6)は対処が遅れることで長引く2次災害なので、やっぱり早め早目の対策が必要、これに尽きますね。

今は自分がどんな状態か把握して、それに必要な手段を選ぶようにしています。
個人的には(1)のうちのまだ軽い時にクレイとラベンダーオイルを混ぜたものを湿布します。
ステロイドとクレイ。副作用覚悟の強い薬とホリスティックな考え方が今の私の治療の2本柱です。
自分がどんな状態か、ということは長い間主治医の客観的な印象と自分の自覚症状を比較することで判るようになってきました。ただ、これは中々微妙で厄介です。
腱鞘炎になった、痛くて何にも出来ない、不便!って状態が1カ月も続いていれば(1)の状態で、自力では治癒力が追いついてないと見ていいと思いますが…。
そしてそのレベルの炎症をステロイドに頼らず自己治癒能力で抑えようとすると、3ヶ月~半年、もっとかかるかもしれません。私は8ヶ月かかり(しかも完全には退かなかった)その間庇ってた他の所が悪くなったので、当時今の知識があれば絶対早々にステロイドしてます。副作用が…なんて心配は打ってから考えればよいことです。

>今更整形外科には行けないし
世の中整形外科はいっぱいあります、お医者さんもいっぱいいらっしゃいます(笑)

ただステロイドも一気にゼロにまで持ってってくれるわけではありません。
段階が軽くなるだけです。そうしたらそれに応じて別の治療をするのもいいと思います。悪化予防になります。
テーピングや装具も、体が自力で治している間悪化するのを防ぐために使うもの、だと考えて下さい。それ自体に起きてしまった炎症を取る力はありません。私はステロイド段階に至るのを防ぐために使っています。

その他まだ私がよく判ってない分野として「東洋医学」があります。整骨院での鍼などとは発想が全く違うものです。永らく通っているところがありますがこれは、本当にその治療院、鍼灸師個人によって方法論も技術も治療方針も全く異なって来るので、あまりコメント出来ません。漢方薬や医食同源とかって食事からきっちり指導されるような東洋医学もありますが、こっちはまったく未経験です。もしかしたらこれやったらスッキリ治るのかも?!(笑)
長々と書きましたが、腱鞘炎は長引くためタイミングを間違えた治療をする人が(過去の自分も含め)非常に多いです。その間にさまざまな治療分野を渡り歩くと、其々の専門家が互いに他の分野を否定的に語る事があります。あくまでも可能性の話ですよ(笑)
不安の果てにたどり着いて初めて話を聞いてくれた専門家の言うこと(それがどの分野の人かは解りませんが)を鵜呑みにして、他の分野を頭から排除してしまってはもったいないと思うんですよ。

>何か、心のよりどころがあったら教えて下さい。
結局は「人」だと思います。なぜって病気を治すのは最終的には自分の体ですから、そこへ寄り添ってくれる「人」の存在が支えになります。もし主治医が手の専門医じゃなく整形のお医者さんでもなく、例えば整骨院の院長だったら、あるいは腕のいい整体師や鍼灸師だったら…やっぱり頼りにすると思います。

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湿布の実力

「腱鞘炎で病院へ行ったら湿布もらって終わり」
…ってお話を否定的な意味でした覚えがあります。
この時は実際専門医から診たら湿布出して終わっとく場合じゃなかったんです。
完全に指曲がってなかったんやから。
でも誤解しないでください。湿布が無意味ってわけじゃないですよ。
というわけで今日は湿布の話を。

世の中にはいっぱい湿布薬があります。DSで売ってる物、整骨院でもらうもの、病院でもらうもの。大きく以下のように分けられると思います。
(1)有効な鎮痛作用のある成分を含有していて、鎮痛効果のあるもの。
(2)サリチル酸グリコールやメントールなどの血管拡張、血流拡充をうたったもの。
(3)冷やす目的のもの

(1)はインドメタシン、ケトプロフェン、フェルビナクなど、最近はDSで売ってる薬にも入ってるし、コマーシャルでもよく名前を聞きますね。私はフェルビナクは経験したことありませんがあとの2つは軟膏、湿布で使って、それなりに効果を実感しました。
いつも使ってるモーラステープはケトプロフェンというのが入ってるそうです。

(2)は昔からあるサロンパスなどの「貼るとスーッとする」系。
血流拡充により肩凝りを改善するという昔ながらの考え方の商品で、
(1)とは違うものだし血流改善と炎症性の痛みの治療は別物だと思います。
当然腱鞘炎に効いたことはありません。
未だに病院でもこれをくれるところがあります。おじいちゃんがやってる開業医とか(笑)。

(3)は初発の頃に行ってた整骨院でもらってたのがこれでした。
当時は私も何も解ってなかったし病院も行ってなかったので素直に使ってた。
保冷剤で冷やす代わりにこれを貼るのはいいかもしれないが、それだけです(笑)

その他、温湿布などと言ってトウガラシ成分みたいなのが入ってるベチョッとしたものを
整骨院でもらったことがあります。でも湿ったものをカラダにくっつけることは
成分の如何に関係なく冷却することになります。気化熱を奪うという意味です。

それぞれの湿布は、状況やご自分の症状に併せて使えばそれなりに効果があると思います。
一番症状が重いときに有効な(1)を使う際に気をつけて頂きたいのは、これの実力は
「不愉快な鈍痛や重だるさ、浮腫んだ感じ」辺りに最も効果的だと言う事です。
もっと強い疼痛には歯が立たない感じがします。
そしてこれは大事なことですが、
湿布自体は炎症の治療にはなっていないということを理解して使って欲しいです。
「腱鞘炎になったっぽい。ちゃんと湿布貼ってるからよくなるはずだ」と思って
原因となる作業を続けていれば、腱鞘炎は悪化します。
そうなってから「なんだ、湿布効かないじゃん」と思うのは間違いで使い方を誤っています。

私の母は変形性胸鎖関節症の痛みに、モーラステープを貼って少し楽になったそうです。
これの原因は老齢化による関節の変形なので、根源的な治療はありません。
対症療法でいいから、痛みを減らして楽になりたいという時に使うのが湿布だと思ってください。
専門家から見れば何の話やって感じやろうけど、我々素人は意外に湿布に振り回されるのです。どこまでを頼っていいのか、どこからが自己管理なのか。
にも関わらず湿布についてあまり関係者から聞かされることはありません。
彼らにとって当たり前のことが素人にとっては当たり前じゃないってことは結構多い。
唯一忘れられないのは、以前医師が自病院で扱っているとある湿布薬について
「これは全然効けへんよ」と言ったこと。
効かんものを扱うのはなんで?…ってそれはまあ色々営業上の某かでしょう。
商品名は忘れましたが、どっか別の病院でもらったことのある商品でした。
明らかに効かない湿布が市場に流通していて、患者がそれを知らないうちに手にする可能性が少なくないのが現実です。

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母指ばね指とその手術

Baneyubi_2 ばね指のメカニズムについては、【本館】の<腱鞘炎とは>に図解した通りですが、ここでは経験談を補足します(左図参照)。
私はワープロの変換キーを親指で叩いててなったので曲がらなくなったのですが、曲げたままの作業が多くて発症した人は伸びなくなるのかもしれません。親指のMP関節(第2関節)を曲げて行う日常の所作がすべてできなくなりました。お茶碗やお皿を片手で持つ、コピー紙をつまむ、テレビのリモコンを持つ、財布から小銭を出す…等々。親指が残りの4本の指の方に寄っていかないので、人間の「持つ」という動作が殆ど困難に。「包丁を握る」などは残りの4本の指だけで代用しました。
名前の由来となるカクンというようなバネ症状は、出る場合も出ない場合もあるためそれだけが診断の決め手にはならないと思います。手の専門医は触診で通過障害(腱が腱鞘を通過する際の)や、腫れ具合を診断します。ただ、医師が丁寧に曲げると綺麗に通過していくけど、患者が日常で使うとよく引っ掛かる、ということはあります。
私は先生にはMP関節に指を当ててもらって、自分で指を曲げて見せたことがあります。「ほら、コッキン言うでしょう?」「うわ、ほんまや~!」みたいな(笑)
触診で何にも出ないけどただ痛いって場合は、まだ軽いということで「医師に何かできる段階ではないけど自分で気をつけましょう」ということで理解してください。初期の頃の、抑えると痛いとか、曲げると痛い、曲げにくい、などの症状が出たらとりあえず要注意です。

すべての腱鞘炎騒動の発端が左右の母指ばね指でした。通過障害が治まり指が曲がるまでに8ヶ月かかりましたが、その後も痛みは残ったし、デケルバンやCM関節症も併発しました。
左母指だけ発症から4年半後に手術しました。右はその後何度か痛みが出て「2週間様子見て変わらんかったら手術しよう」というところまで行ったことも。2週間後にマシになったので「見送ろう」と言われ今に到っています。たま~に思い出したように痛くなる時がありますが、触診で何も出ず「こんなん、なんもないやん」と鼻で笑われることも(笑)。ペンを握る要の右手親指が手術ナシで治ったことを考えると、ばね指は手首よりはまだ治りやすいのかなーと思ったりもします。
左の手術の後は、思いっきり指を折りたたむことが、健康時より若干やり辛くなりました。でも日常でそんなことしないので何の不満もありません。ロッククライミングでもやろうって人なら、握力が損なわれるという心配があるかもしれません。またどっかの掲示板で、手術後ギターのネックが持てないくらい親指が曲がらなくなった、という経験談も見かけたことがあります。やはり施術者のスキルにより明暗が別れるようです。
手術というのは荒っぽい手段です。特に腱鞘炎は元々あるトンネルを切開するのですから。する、しないは今悩んでる症状との比較で決めることで、病気になる前と比較するべきではないかもしれません。自分の経験では、ほとんど日常的なレベルで病気になる前の状態に戻れたのでものすごく満足しています。10箇所以上に及ぶ腱鞘炎の中で、その後再発を免れているのは手術した2箇所だけですから。

このMP関節の注射は手首よりずっと痛かったです。ただし、手首や肘はDr.Nの注射で、あまり痛かったことがないんですが、MP関節は手の専門医に打ってもらったことがありません。あの痛さが人所以か場所所以かは不明なのです。

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朝青龍の泥治療を…

デイブ・スペクターが一笑に付す。
悪かったな、私だって「泥治療」やってるさ。横で夫が有り得ないと言う。「だって泥だよ?」
そう、泥だよ。オーストラリアで採れた泥だよ(笑)。
だってアスピリンだって柳の成分?をヒントに作った薬なのに、柳じゃ誰も信用しない。
私の場合、“病院でもらう湿布<クレイ<ステロイド<手術” という結果が出ている。
効果は経験者にしかわからないけど、泥が「何かをやってる」ことは医師も目の当たりにしている。
人間も泥も自然界にある分子でできていて、体内でミネラル働いてる。生き物は元はみんな自分に必要なものを自然界から調達してきたんだから、泥が効いても不思議あるめぇ。
ついでにラヴェンダーオイルと併せると2時間で火傷治るよ♪

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