腱鞘炎総論

今よりよくなる

腱鞘炎になって15年になります。
その間、範囲が広がりましたが、マシになったところもあります。
ほとんど治ったところもあります。
再発することもあります。

ただ何度もそういうことを繰り返して結局今思うことは
「痛い」「辛い」と言っていた状況から必ず好転して復活してきたなということです。
また別のところがとか、再発というのは置いといて(^^ゞ

だから

必ず今よりよくなるのです。それまでは辛い思いをしますが
辛い思いをしたなーという記憶の回数は、そこからよくなった回数でもあるのです。

|

ごく簡単にまとめちゃうとね…

ちょっと変だな、動かしにくいな。違和感ある…

ていう時はもうある程度一線を越えてるって感じです。

もう即「あ、始まってる」って思っていい。

あと数日で終わるような作業ならテーピングとか装具で乗り切るもよし。

でも日常的な作業ならいっそ休め!  …と思いますね、アタシは。

↓よかったらポチっとお願いします^^

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 病気ブログ 手足・腕・膝の病気へ
にほんブログ村

|

第三の腱

主治医から聞いた話。
デケルバンを発症してオペに至った人の多くに、第三の腱があるそうです。

こんなこと初めて聞いた…。

デケルバンは第一伸筋区画?とか言うトンネルで起こる狭窄性腱鞘炎なんだけど
このトンネルに2本の腱が通ってるんです。(…と見てきたようにしったかぶる・笑)
でも腱鞘炎でオペに至り開けてみると、綺麗に二本並んでることはあまりなく、別の膜で仕切られてたり、中にもう1本別の腱(副腱)が出来ていて、それも別のトンネルの中を通っているんだって。
ただでさえ細いトンネルの中を、何に役立ってるかはっきりしない3本目の腱とそれを包むトンネルでギチギチになって炎症してることが多いそうです。
全人類のうちで、ここに腱が
3本ある人がどれくらいの確率で出生するかはわからない。フツウは開けないから。
でもデケルバンで開けた人の中では出現の確率が高いんだって。
開けたらこの3本目があるかどうかを確認して、あればこれのトンネルも切開しないと、オペしても腱鞘炎は治らない。

因みに私はなかったです、この第三の腱。だから
「これ…オペしてよくなるんやろか…」と切りながら思ってたそうです、先生…(^_^;)

いや。よくなったんだよ、それが(笑)

人間の、というか、細胞が分裂して形になっていくプロセスで色んなこと起こるんやね。
だからお医者さんって私らから見るよりずっと自然というか生命の力を知ってると思う。
素人は「生命の力」<「医療の力」と思ってる。
私は最近植物を育て始めて、よく主治医が言ってた「自分たちの力は補助」っていうのを実感できるようになった。
生きている者は勝手に生きようとする。炎症とかもその活動のせいで、そういう活動が症状になって苦しむってことが解かって来た。

↓「へえ~!」と思ったらポチっとお願いします^^

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 病気ブログ 手足・腕・膝の病気へ
にほんブログ村

| | トラックバック (0)

治るのか治らないのか

腱鞘炎は長引くということはさんざん私も言って来ましたし、多くの患者さんが実感されてることだと思います。
長い間痛みを抱え、不自由な生活を強いられるうちに
「いったい腱鞘炎って治るのか?いつかは完治するのか?!」と途方に暮れることも多いでしょう。
結論から言って、腱鞘炎の治りやすさ、治りにくさは、原因に依るように思います。腱鞘炎になった原因です。
原因となった行為をすぐにやめられる人は、時間がかかっても治り易いんでじゃないかしら。急性の症状で、「あれは悪夢だった」と思い出になるでしょう(笑)
原因が仕事や家事、日常生活にある人がけっこう手こずるんです。
騙し騙し使い続けてしまうこともさることながら、もっと大きな要因が、悪くした過程で軽い負荷を連続的に与えていることが多いからです。
長期的に悪化したものは回復するにも時間を要するようです。
もともと与えた負荷が軽いのですから、それ以上安静にすると言うとほとんど要介護状態です。
それを続けると今度は廃用と言って、筋肉の劣化を招き、腱を支えられなくなってしまいます。
因みに私が完治したと思っているところは、右手デケルバン、左手バネ指。これらは手術しました。
もう一つ、何もしなかった右手バネ指も完治したと見ています。全治5年くらいでしょうか。
それ以外の、今も手首に抱える数多くの腱鞘炎は全然治る気配がありません。
痛くないことは多いですが、それは「おさまってる」って感じです。
何かをする度に存在を主張します。

↓よろしかったらポチっとお願いします^^

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 病気ブログ 手足・腕・膝の病気へ
にほんブログ村

|

打撲から腱鞘炎

アマリリスさんより、以下のような投稿をいただきました。コメント欄にいただいたものですが、それでは埋もれてしまう場合も有るので承諾を頂いて記事にすることとしました。
この方の腱鞘炎は、最初打撲から始まったそうです。実況見分を受けたわけではないので状況はよくわからないのですが、腱鞘部分に損傷を与えれば使いすぎ以外にも腱鞘炎になるケースとして、参考になると思います。

XXXXXXXXXXXX

はじめまして桜さん。こちらのホームページには
とてもお世話になってます。
今も参考にしています。ありがとうございます。
私は44歳の主婦です。
私も右手小指の腱鞘炎に悩んでいるのですが、普通とは少し違う経路で発症したので、こんな経路で腱鞘炎になることもあるんだよ、ということを知ってもらえるとうれしいなあ、と思ってこれを書いてます。

私は結婚したのが遅くて、41歳で息子を出産しました。息子が1歳2か月のときにあるメーカーのベビーゲートを買ったのですが、そのベビーゲートがオートクローズで閉まるのですが、ものすごくスピードが速くてしかもスチール製だったのです。

ある日、そのベビーゲートを息子をかかえて通行しようとしていたときに息子が暴れたため、落ちそうになったのを支えていたら、そのすきにおるすになっていた右手の薬指と小指の付け根が、自動ですごい勢いで戻ってきたゲートに思い切り挟まれてしまいました。打撲の痛みもひどかったですが、それ以来小指が腱鞘炎になってしまいました。

通常とは違う経路で腱鞘炎になったため、気づくのも遅く今もなかなかよくならないです。
今44歳ですが、ケガした当時は42歳で、更年期症状は今でもありませんし、ピアノもパソコンも息子が生まれてからはほとんどさわっていません。
右手の小指や薬指が痛み出してからは、他の指の出番と負担が増えているはずですが、ほかの指は現在もいたって健康です。

私は、打撲によって右手小指の健勝の許容量が下がって、日常生活での作業量程度にも耐えられなくなってしまったからかなあ、と思っているのですが、医者によってはこれを認めてくれなくて、ほとんどさわっていないピアノやパソコンのせいにされたのがつらかったです。

なぜ打撲から誘発されたのかはよくわかりませんが、青あざ&痛みが1年以上たっても消えず(現在も完全に消えたわけではないです)それで血流が悪くなっていたからもしれません。
また健勝の真上を打撲したので、腫れていたのかもしれません。
なんたってスチール製ですから。閉まる時にガシャーンというものすごい音がします。
「なんだかこわいなあ」と感じたのに、すぐに買い替えなかったことをとても後悔しています。

打撲してから小指が自力でまっすぐにならないくらいの状態になるまで半年かかり、そんな状態になっても
外科の先生は腱鞘炎だとわからないんですね。
絶望して帰ろうとする私を呼び止めて、看護婦さんがこっそりと「整形にいきなさい」と言ってくれて初めていろいろ検索して、ここのホームページにたどりつき、どうやら腱鞘炎らしいとわかり、手の外科に行ってステロイド注射をしてもらいました。

しかし手の外科でも、最初の先生こそ「打撲による誘発かもしれない」といってくださいましたが、二人目の先生は「打撲から腱鞘炎なんてありえない!」と人の話もろくに聞かずに言い切り、ピアノやパソコンのせいにされました。「やっている時間が少なくても使い方が悪ければ腱鞘炎になる!」と言われてつらかったです。
現在メーカーと闘争中で、メーカーと契約している損保会社の人が「打撲に対する補償はしても、腱鞘炎に対してはしない」といっているらしいので、そんなことを言われるとお先真っ暗になってしまいます。

現在は週に1度鍼に通ってます。
ステロイドを打つと、一時はほとんど痛みがなくなるのですが、3~4か月するとレベル2~3の痛みが復活してしまいます。

XXXXXXXXXXXX

私には、この方の傷病が腱鞘炎であるとかないとかは言えません。開けてみれば何かわかるのかもしれませんが、わかったからと言って決定的な治療があるわけじゃないのがこの腱鞘炎。特にレベル2とか3の頃は自己管理以外有効な手立てがないのが現状です。

|

腱鞘炎の「心・技・体」

相撲ではないけど「あると思いますっ」

【心】とは腱鞘炎になりやすい性格のこと
例えば…すっげー凝り性、途中で止められない、人に物を頼めない、など

【技】とは腱鞘炎になりやすい仕事のこと
例えば…手を一定の姿勢に保つような仕事、道具を握る、人や物を支える、鍵盤を打つ、など

【体】とは腱鞘炎になりやすい体質のこと
筋肉がない、靭帯が緩い、血行が悪い、など

これらが不幸にして全部重なった時に腱鞘炎は発症するのだと、最近思うのです。
だから、同じ仕事でも、同じ時間同じことをしていても、他人と比べてもしょうがない。
でも自分の事はなってみて初めて知るわけで、病気は自分に対して
「おまえは人並み以上に凝り性だ」とか「靭帯が緩い」とか警告して来たのかもしれない。
ありがたいけど、別にしなくていいから、逝ってください。

| | コメント (0)

発熱と腱鞘炎

「熱が出ると腱鞘炎が悪化する」
って経験されたことある人いませんか?

私はよくあるんです。インフルエンザに限らず熱が出ると全身の筋肉が痛くなるんだけど
中でもそれまで腱鞘炎で痛めた箇所、それに関連する腱、関節辺りが痛み
時には熱が下がってもずっと痛くて、治りかけてたところもフリダシってことも
よく知らないけど、体温は筋肉で作られると聞きます。
筋肉中のミトコンドリアでATP(アデノシン3リン酸)とかいうのが作られるんだったか(高校生物Ⅰ ^^;)
熱発っちゅうのは体温上げて病原体を殺そうとする体の免疫反応なわけで
体は熱を作るために筋肉細胞をいつも以上に活動(振動?)させているらしい。
だから引っ張られて腱が痛いのか?
腱鞘炎も発熱も炎症だし似たようなものだから
熱発で患部が刺激されて炎症が活発になってるのか?

余談だが、発熱にはブドウ糖と水が使われるので、私は熱が出ると即
食べ物の好みが変わります。甘くて水っぽいものが欲しくなる。
よくこんだけ熱が出たらいっぱい燃焼して、しかも食べれなかったから痩せただろうって言う人いるけど
使われるのは糖とかグリコーゲンなので2~3日高熱出ても痩せないですよね(笑)

| | コメント (5)

ソフトフランスな手

「もっともらしい手になって来たな。前はソフトフランスみたいやったけど」
「ああ…中に練乳入ったやつ?」

スーパーのパンコーナーで突然思い出したやりとりです。
相手は勿論、私の周りで3番目くらいに口の悪い、主治医Dr.N(笑)。
ソフトフランスってさあ、ふわふわで白くって別にフランスとか言う必要ないのに
フランスなんて名づけられた、子供の頃買い食いしたような
いわゆるノスタルジックな菓子パン。
その記憶の遡り方がいかにも同世代やなぁ。
車も電子レンジもあったけど全てがアナログな時代でした。
辺りを見渡すと…今でもありました、ありました。ミルクフランスって商品名でした。
…腕の話でしたね。
筋肉が柔らかいってことなんですけど、一昨年はフレンチドッグみたいな腕って言われたのです。
「フレンチドッグ?アメリカンドッグじゃなくて?」と聞くと
「どこかの地方ではフレンチドッグって言ったような気がしたんです」
というのでネットで調べてみた。中に肉じゃなくて魚のソーセージが入ったものを
フレンチドッグと言うらしい。
…腕の話でした。
その時は「パンみたいにフワフワじゃない」と言ったんです、彼は。
確かに言いました。でも1年後はソフトフランスです。
触った瞬間に連想するんだからそうなんでしょう。
1年後にパンみたいにフワフワだったんでしょう…。
何度も言ってますが肉体改造中です。
とりあえずパンは脱したようで、そうなってきて初めて腱鞘炎も落ち着いて来たようです。
いつの日か肉になる日はくるのでしょうか???

| | コメント (0)

12月点検

運転が期待通り効果を発揮し、腕の筋肉が常識の範囲に入ったらしいです…(笑)
プリウスのステアリングはヒジョーに軽いので、負担になることなく一定時間筋肉を使うという理想的なリハビリが出来ているみたいです。納車後暫くは腱鞘炎箇所がヒリヒリするような感覚があり、今はそれもなくなりました。やはり、使い始めの負担が痛みを誘発した時は、それが回復するのを待って負荷量を変えずに使い続けていくのが当面効果的なようですよ。痛みを誘発した時はガマンせずすぐに回復するまで休めること。これは初発の時でも同じですね。
先生の診断は「やや合格」…d(^o^)b
救急ばっかりやってるみたいだけど、正確で早い仕事が評判らしくて、仕事ってできる人にばっかり集まるから忙しい人は加速度的に忙しくなる~まあ、芸能人でも漫画家でもそうですけどね~のだろうけど、う~ん私的にはいつまでも手オタクな先生でいて欲しいなぁ。
人間の手がどれだけすごい装置か、知ってる人はまだまだ少数なのだ。お手々バンザイっ!

| | コメント (0)

腱鞘炎と労災認定

当サイトを訪問された方から労災申請について書かれた記事についてご紹介を受けました。皆様のために役立てなさいというお心だと勝手に解釈し、リンク張ります。ピヨさま、ありがとうございました。
http://www.asahi-net.or.jp/~RB1S-WKT/qa3322.htm
これは98年の記事ですが、少しづつ職業上の使い痛みが労災認定されるケースが増えてきているようです。労災認定は、勤務中に明らかに勤務が原因で起こった外傷(現場の事故や、機械での事故、通勤中の事故など)では比較的認定されやすいですが、長い間かかって使い過ぎで悪くした場合、「明らかに勤務が原因で起こったとは証明出来ない」という理屈で認定されないことが多かったのです。ただ、最近鬱、過労死などが認定されるケースも報道で見かけますので、そういうことも追い風になっているかもしれません。
とは言っても申請には雇用者側の協力が必要で、人間関係上あまり強く言えないとか、労災認定すると解雇できない、休業補償しなければならない、などの理由から認定を歓迎しない雇用側の都合もあるようです。いずれにしろ黙っていても誰も助けてはくれません。声を挙げなければ自分に利する結果はどんどん遠のいていくのです。
また、認定するのは労働基準監督署ですが、この認定の基準としてやはり医師の診断書が切り札になるようです。医師が「その仕事はここの部位をよく使うので、だからこういう障害を生んでるんだよ。治すには最低~週間の休養が必要だよ」と明確に、客観的に、それこそ主治医がよくやる解剖図でも書いて(笑)証明してくれたら、「そうか、仕事が原因なんだ」と監督署の人だって思いますよね。医師が病気とその原因をよく理解して患者の側に立ってくれることが、大きな支えになります。
桜の主治医はそれはそれはよく、漫画の書き方や手の使い方について関心を持って聞いてくれましたよ。積極的に尋ねてくれたし理解しようと努めてもくれました。残念ながら私には労災も休業補償も関係なかったですけどね^^; マウスやキーボードによる使い方はもうちょっとポピュラーだから、理解してくださるお医者さんはもっと多いと思いますよ。ペンタブレット…になると同じPC原因でもちょっと難しいかも。
一つ補足します。例えばDr.Nはもしそれが必要なら、私の労災証明を書いてくれたでしょう。でも昨日や今日診ただけでは、彼もウンと言わなかったと思います。医師の証明の重さと責任を考えれば、私たちもそれは理解しないといけません。医師自身が納得しないうちに証明を乱発するようなことがあれば、それはそれでプロ意識が疑われますから。
上のリンク記事には、大阪の話ですが、相談先のリンクや職業病を研究してる社会医学研究所などのことも載っています。味方になってくれる人はきっといると思います。

※ 【本館】の労災のページにも同じ記事上げときました。

| | コメント (3)