外側上顆炎・内側上顆炎

ミイラになったミイラ盗りの証言

 久しぶり(3ヶ月ぶり)に定期健診へ行って、外側上顆炎になった主治医から色々話を聞いてきました。
 私も古くから持っていて、これまでにも何度も先生に報告したり、注射打ってもらったりしている持病で、非常に治り難く、再発しやすく、厄介な疾患です。先生もけっこう行くところまで行ったようで、結局行くところまで行かないと完全に休められない、というか一度行ってみないとどこまで行くのかもわからない。でも、ドッカンドッカン何にもしてなくても痛いとこまで行くと、もう指1本動かせない状況になります。

 先生の外側上顆炎は2月頃に発症。4ヶ月たった最近、やっと普段忘れていられるところまで到達したそうです。初発の場合は、あと3ヶ月もすれば思い出すこともなくなるかもしれません。
 私は4年前に指一本動かせない状態になり、4ヶ月くらいでなんとか普通に暮らせるまでになり、その後もどんどん軽快し、完全に忘れられていた頃もありました。ところが、2年前車を買ってからハンドリングで一度再発し、その時は注射でだいぶ軽快したのですがその3ヶ月後、車庫入れで一瞬の動作が引き金となって3度目の再発。2年経った現在も、忘れられるところまでには戻りません。日常的に痛いほどではないのだけど、常に引っ張られるような「違和感」や、何気ない動作にニブい痛みの様な、むず痒さの様な感じが取れず、2年経った今でもグーで寝ています。朝起きた時の引っ張られ感が特に強く、ストレッチするとマシになります。

■証言1…とことん使わないようにした
左手でできることは左手で。仕事(手術)だけはしょうがなかった。でもだいぶ部下に任せるようになった。

■証言2…最悪の場合手術も考えた
今年の学会で手術の報告があった。
手術は筋肉の表面を覆ってる筋膜を切るもので、大きく開けて広範囲に切る方法と、内視鏡を入れて切る方法がある。
それなりに効果が報告されている。
6ヶ月保存療法で凌いで良くならないようなら手術適用を視野に入れる、と学会では発表されていた。

■証言3…組織が変わってしまった気がする
赤く柔らかい筋肉が、白っぽくしなやかさを失った硬い組織になった感じがする。
これはもう戻らないのではないか、だから残った周りを鍛えて補う必要がある。
何度も筋肉を肉眼で見てきた彼の言葉はけっこう説得力があった。

■証言4…鍛えながら治す
とことん使わないように、に矛盾するようだがそうではない。
「これは僕のやり方で他の人には薦めないけど」とした上で。
実はここは一番、参考になるようでならないようで…。
というのは、これは大いに「正解」だと私も思うのです。最高の治し方は、必要な安静を取り、でも必要以上の安静をとらないことなのです。患部が耐えられるギリギリのところで使っていくことで筋肉を維持するのが最高の治し方なのです。
主治医は安静にする傍ら、具合を見ながら微妙な筋トレは続けていたそうです。こうすると筋肉の衰えを防ぐことができます。筋肉が衰えると、次はもっと軽い負荷で外側上顆炎を発症してしまうのです。最悪、日常的なちょっとした(例えば私の車庫入れの時みたいな)ことで治りかけた外側上顆炎を再発させてしまうのです。
ただ、どこまでが必要な安静か、という線引きが素人には大変難しい。どれくらいの時期にどれくらいの負荷をかけて筋トレを始めたらいいのか。私は違和感がある間ずーっと安静にしていたらとことん筋肉が衰え、ついにはパーすると力が入らないところまで行ってしまいました。思い切ってパーから筋トレを始めた時は別に患部が悪化することもなく、こんなことならもっと早くに微妙な筋トレ始めといたら良かったと。
でも、焦って筋トレして悪化したこともあります。そもそも筋トレと言うとダンベルを使うとか素人は考えがちですが、何も持たなくても力を入れる(自重運動という)ことはできるので、その辺りから始めてみるといいかなと思います。

次回行った時にはまたその後の様子や新たな感想を聞き、更なる意見交換をしてこようと思います。
今回聞くの忘れた、発症の予兆やプロセスにについても聞いてみたいです。
先生の経験は宝の山です。不謹慎でごめんなさいっ!

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グーで寝る

私の周りには腱鞘炎患者より外側上顆炎患者の方が多い。
世間的にもそうなのだろうか?
テニス肘という別名もあるが、テニスやってる人は誰もいない。
内訳は

・漫画肘 2名(うち1名自分の右)
・クリーニング肘 1名
・デケルバン庇い肘 1名(自分の左)
・手術肘 1名
・デケルバン庇い肘予備軍 1名(なる手前)

クリーニング肘というのは、昔アシスタントの子がなったもので、クリーニング屋でバイトしてて、衣替えの季節など重いスーツやコートをたくさん返却しててなったそうである。ハンガーにかけたものを扱うのは結構大変だ。紳士ものなど大きいし。私もダンナのスーツを2着引き取って来ると、その重さとでかさと扱いにくさでゲンナリする。

外側上顆炎の人は寝るとき気をつけなければらないんですよ。
私は胸の上でグーを作って寝てます。ラッコちゃんみたい(笑)
一番いけないのはシーツの上で手をパーにすること。そのまま寝入ってしまうと結構長い間強制的にパーの状態になり、これは伸筋が収縮し続けるので、外側上顆炎をどんどん悪化させてしまいます。
私の一番最初の痛みの発症は、風邪で3日ほど臥していたその3日目に起こったのです。それまで何の前兆もなく突然強く痛み始めたという。
ちょっと引っ張られるような違和感みたいな前兆はあったんだけど、素人はそれを異常と気づかなかったのですね~。痛みになって初めて大騒ぎする羽目に。そして治らない…_| ̄|○

人間の手は力を抜くと軽く指が曲がった状態になります。それ以上手が広がってるときは、自分でやろうとしてなくても伸筋を収縮させた状態なのです。

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厄介な外側上顆炎くん

今週、久しぶりに運転したのが高速100km。あ、距離ね。速度は120弱。
あまり速くなるとやはり肘にも負担がかかるかと。
7月に痛めた肘、運転できるまでに回復してはきてるけど山道と車庫入れが課題。
今回の外側上顆炎はなんかヘン。曲げると痛いのです。
外側上顆炎は伸筋の付け根の傷病なので、場所は肘だけど肘関節とは関係なく
指を伸ばしたり手首を起こしたりと手首から先の運動に関連するのです。
でも今回は、もちろん(パー)にしても痛いんだけどそれ以外に
一定時間伸ばしていた腕を曲げた一瞬に有り得ないくらい痛い。
常に曲げると痛いのではなく、長く伸ばしてたあと曲げると、なのです。
だから寝るときは極力腕を曲げて寝るようにしてる。
高速道路の運転もハンドルを支えてじっとしてるのでたまに曲げると痛かった。
ちょっとストレッチすると治まるんだけど。
ついでに曲げる以外にもひねる(外旋、内旋)とか、なんか動かすと痛いみたいな。
例えばね、例がショボイけど、でかい蚊に刺されてバリバリ掻いてたら
私みたいなヒスタミンの出やすい体質の人はものすごい腫れるわけですね。
そりゃΦ70ミリとか真っ赤になって熱くなってぼっこりと腫れるわけですよ。
もし場所が関節だったら、表皮のことだけどどっちに動かしても痛いのよねこれが。
運動とは関係ないけど動かすと炎症した表皮が引っ張られるから。
単に患部が炎症してるから?
外から見てもわからない程度だけど?
わからないことだらけです、外側上顆炎は。
皆様に情報を提供するはずの不健康日記、ただの愚痴日記になってます。
愚痴外来(『チーム・バチスタの栄光』の主人公のお仕事) あったら行くかな?
いや、行かないな。

まぁでもとりあえず運転後悪化はしなかったからそんなに悪くはない。
状態が1週間で変化(すこしマシになる)があり、1ヶ月で軽快を実感したら
注射などに至らず保存療法で治る見込みあり…というのが最近の見解です。
このところの肘を見てるとそうやってちゃんと自分で回復しようとしてる働きを
感じるので、腱鞘炎ノートの治療のページにもこのことを追記しました。
治療のタイミングの目安にしていただければ幸いです。

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腱鞘炎の赤ちゃん

6月になって道路が空いてる!コインパーキングが空いてる!
さすがに私もガソリン170円時代は未体験です。プリウスでも泣きそうだから
ガソリン車の人は大変だろう。

ところでこの1ヶ月は運転できなかった。自分ちの車庫入れで据え切りしていて
両肘が「ピキッ!」
私は思ったね。あの時小さな切り傷のような、目で見ることはできないような
微小な組織の亀裂というか、損傷が走り、それが炎症を始めたんだって。
ちょうど紙で指を切った時みたいな感じで、最初に「チクっ」として、

暫くするとヒリヒリ、チクチク、チカチカしてくる…。
うん、肘がそう言ってたよ、あれが炎症の赤ちゃんだって(笑)
今にして思えば腱鞘炎の最初もそうだと思う。誰もそんなこと言わないけど
私が身を以って感じた。

ああまたこれで運転できなくなるのか~ってしょぼーんてなったけど
なんか少しづつ回復してきました。 具体的にやった治療は、
【せんねん灸・せんねん灸太陽・せんねん灸世界・クレイ+ラヴェンダーの湿布】以上。
一つの傷害が次の傷害を呼び・・・・・・・ってあの長い悪循環から
少し脱したような気がする。肉体改造の成果か?
思えば主治医が8年もの間、やんわりと悪循環を警告し続けてくれた甲斐が
今頃になってやっと…。てか警告されてることに気づいてなかった。
先週あたりから運転再開。170円でも200円でも運転はする。
こんなECO時代にわざわざ車乗るバカは私です。   

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注射どき

「使わないで痛いよりは使って痛いほうがいい、悪化したらセンセ頼むね。」
というわけでやって来た肉体改造、やっぱり痛くなって来ました。左腕外側上顆復活。
外側上顆炎が悪化すると、ことあるごとに痛いのはもちろん以下のようなことがしづらくなります。
・持ってる物を離す(置く)
・デニムにシャツの裾を入れる(ごめんね、ババシャツやねんっ)
・デニムの後のポケットに手を入れる
・手袋をはめる
・悪い方の手を拭く

最後のはつまり、自分が手を拭いてもらうことが出来ないのです。
痛くないほうの手で拭いてあげようと思っても、
指が開かないので掌側が乾かない。
外側上顆炎はこのようにパーのような形にすると肘の外側が痛みます。
意外と親指が使えない以上に不便です。
「センセ頼むね」で病院行きました。いつもの定期点検ですが。
注射どき、というのは判断が難しいです。
先生の方から「腫れてるな、打っとこうか」ってこともありましたが
見た目で判別つき難いことも。
そういう時は自分の自覚に委ねられることがあります。
「何かする?」と聞かれて「する」「よっしゃ」みたいな。
「何か」は注射のことです。痛みの自覚も色々あって
「もっと酷くなってから打つものなのかなぁ?あんまり軽い時に打って効果がわかりづらいこともあったしなぁ」と迷うわけです。
今回(2/15)は久しぶりということもあって少し積極的に行きました。
ケナコルト2cc。以前もっと酷い時に同じところへ打った時は5ccでした。
ケナコルトは投与後数日腫れるので結果は中々出ません。当日翌日は打つ前より痛い。
でも、先述の項目がどれも痛みを伴わずに出来るようになったので、
今回は打って良かったという結論。
今日はダイソン(イギリス製の掃除機)を使っての掃除も出来たし。
同時に用心も怠らないようにしよう。

注射どきの結論:私のような筋力のない脆弱な慢性患者は、
動きが制約されてきたような時は早めに症状を取った方がいいと思う。
左が使えなければ右も使えないので、あっという間に筋力低下を招き二次被害を広める。
まだ痛みが軽くて直後の変化がわかり難い場合も
それ以降悪化がなければ軽快したと見て効果を実感できる。

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上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

アシ嬢が外側上顆炎になったので、前から載せようと思ってほったらかしてた話しを、ブログに書きます。本当は本編の方に新しいページを作って…と思ってたんだけど更新作業が負担になるのでこっちです。
肘に痛みを訴えたとき先生に肘の構造の絵を書いて説明してもらいました。前腕の筋肉は例によって端っこは腱になり上腕の下の方で骨にくっついているんだけど、上腕骨外側(内側)上顆炎について「腕を使うとこの肘の腱がぎゅうぎゅう引っ張られて負担がかかって痛みが出る」と説明を受けました。
腱が引っ張られるというのが初めて聞いたときはどうしてもイメージが湧かなかった。
Kinniku そのうち左の図のようなことなのかなと理解するようになりました。赤いのが筋肉、黄色が腱、グレーが骨ってイメージです。前腕の筋肉は指を曲げる、伸ばす、手首を曲げる、起こす、グーやパーなどの動きを担ってます。手指でやってることは最終的に全て前腕の筋肉が力を入れて縮んでくれることで可能になってるんだけど、その筋肉が縮んだとき繋がってる両側の腱は真ん中に向かって引っ張られているようです。でも腱は元々あまり伸縮性がないヒモ様なもの。何度も引っ張られていると弱い人は耐えかねて痛みが起こって来るらしい。
骨と腱と筋肉は全部組織が違ってて、私の場合はどうもそれらが結合する部分に痛みを発するようです。腱が筋肉に移行するところ(継ぎ目?)もよく痛くなります。骨が鉄、ヒモが布、筋肉が風船だとしたら力がかかった時接合部に亀裂が生じるようなイメージがあります。引っ張られて腱がちぎれそうにでもなってるのか(汗)、細かい傷でも入ってるのか?とにかく炎症して痛みをもちます。私が焦ったのは、狭窄性腱鞘炎(トンネルの中が狭くなるタイプ)と違って構造上手術があまり有効じゃないという事実。それまで最悪の場合には先生に泣きついて…とどっかで他力本願だった自分が、
「じゃあ自力でなんとかしないとしょうがないんじゃん」と思った。自分の生き物としての治癒能力で治す以外ないと。ステロイド注射はそこそこ有効だけど対症療法だししょっちゅう打てるわけじゃないし。
そこで考えた。こういう時って腕全体が張ってて、こりこりになってて痛いわけよ。筋肉が凝ってて使ってないときでも固く収縮している感じだったのね。これじゃあ休めたって腱は引っ張られたままで治りようがないじゃんってことでどうやって筋肉を伸ばすかを考えました。
Taiyou 電気、マッサージ、鍼といろいろやりましたが「せんねん灸で温めてよくストレッチする」が一番効いたように思います。火を使うお灸と併せて、寝る前に「せんねん灸太陽」という貼るお灸を貼って寝ると朝の腕の伸びが違いました。結果的にこれを始めてから目に見えてマシになって行きました。すっかり治ることはなかったけど(^_^;)、パーができるようになって来て嬉しかった。

Kinniku どこにお灸するかというと、左の実写写真の解剖図で言う筋肉部分と、肘の腱の痛いところ。太陽は筋肉部分の押して一番痛いところに1つして寝ます。ただし、じっとしててもズキンズキンするような急性期は炎症部を温めるのは逆効果になりますので要注意。
ちなみに解剖図は主治医直筆です。自分の腕では表から筋肉を識別することができないので、アホほど混んでた日に頼んで渋々描いてもらった伸筋と腱の図解。腱が結構長いのがびっくりしました。(図は素人向きにわかりやすく省略してあるとの本人の弁あり)

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お猿の腱鞘炎?

『上腕骨外側上顆炎』と言うのは、手首を起こすとき、指を伸ばす時、掌を反らすときに使う筋肉が肘で骨にくっつく部分(外側上顆)が炎症している疾病です。
バックハンドテニス肘ともいう。が、私はテニスはしない。
物を掴むときに親指と残りの4本の指でしっかり握らずに、4本の指だけで握っていたためになった。これはお猿の握り方だそうです。悪かったな。
トラックボールも良くなかったと思う。
お猿は木につかまるときも4本指で掴まってるそうです。お猿はそれなのに外側上顆炎にならないのでしょうか?外側上顆炎で木登りができなくなったらお猿をやっていられなくなります・・・・・・・って、
そんなアホな心配をされるまでもなく、お猿の筋肉の付着部はもっと広範囲で頑丈だそうです…。プロですなあ(笑)

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